岐阜県可児市広見バローショッピングセンター内(広々駐車場あり)
[診療時間] 9:00~12:30/ 13:30~18:00
※火・水の午後診療は14:00~18:00

矯正の豆知識 BLOG

受け口の種類について

受け口の種類は2種類あります

  • 01 骨格が原因の受け口

    顎の骨に原因のある反対咬合のことを骨格性反対咬合といいます。 下顎が大きすぎるために下の前歯が上の前歯よりも前に出て、前歯の咬み合わせが逆になっている受け口の状態です。
    身長が伸びるのと同時に下顎も成長しますので、小児矯正での受け口の治療は、上顎の成長促進と下顎の成長抑制を行います。骨格が原因の場合は早期治療をおすすめいたします。

    5才から8才までの骨格性の反対咬合の原因のほとんどが、上顎の成長不足です。そのため、この時期は上顎の成長を促進させる治療を行い、上下のあごのバランスを整えなければなりません。上顎の成長促進の効果が著しいのは6才から8才の間です。上顎の成長は10才くらいで終了します。
    9才以上の骨格性の反対咬合では、上顎の成長が終わりに近づき、逆に下顎の成長は続いているために、受け口がどんどん進んでいきます。この時期の治療は、上顎の成長促進と下顎の成長抑制を行っていきます。小児矯正で治療出来なかった場合は、大人になってから外科手術で下顎を短くし、歯並びの矯正治療を行う場合もあります。

  • 02 前歯の位置が原因の受け口

    骨格には問題がなく、前歯の位置が逆になっている(反対咬合)ことがあります。
    その場合は反対咬合になっている前歯だけを治します。
    リンガルアーチやFKO(エフカオー)という装置を使うと、比較的簡単に治ります。

受け口治療は年令や症状で使用する装置が変わります。
矯正担当医と相談しながら、お子さんにとって最適な装置を選びましょう。