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2026年1月6日

歯が抜けたまま放置するとどうなる?治療法を選ぶ際のポイントも紹介

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「歯が抜けてしまったけれど、今は痛みもないし、仕事や家事で忙しくてついそのままにしている」そんなふうに、歯科医院への通院を先延ばしにしてしまってはいないでしょうか。

しかし、1本でも歯が抜けたまま放置すると将来的な歯の寿命や噛み合わせにおいてさまざまなリスクが生じます。

本記事では、歯が抜けたまま放置した場合に起こるトラブルを解説します。

ご自身に合った治療法を選ぶポイントや、治療後の歯を長持ちさせるためのポイントもご紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

歯が抜けたまま放置するとどうなる?

歯が抜けたまま放置すると起こるトラブルは、以下の8つです。

  • 隣の歯が空いたスペースに向かって倒れ込んでくる
  • 噛み合っていた向かいの歯が伸びてくる
  • 残っている健康な歯の寿命を縮める
  • 歯を支える骨が吸収されて痩せていく
  • 口元のシワやたるみが増える
  • 胃腸などの消化器官に負担がかかる
  • 息が漏れて発音が不明瞭になる
  • 顎関節症・頭痛・肩こりの原因になる

1つずつ解説します。

隣の歯が空いたスペースに向かって倒れ込んでくる

歯が抜けたまま放置すると、歯が抜けたスペースに向かって両隣の歯が徐々に斜めに倒れてきます。歯は互いに支え合って並んでいますが、支えを失うと空いた場所に移動しようとする性質があるためです。

斜めになった歯は隙間ができやすく、汚れが溜まって虫歯や歯周病のリスクが高まります。一度倒れてしまった歯をもとの状態に戻すには、大掛かりな矯正治療が必要になるケースもあるため、歯が抜けた状態を放置せず、早めに歯科医院を受診しましょう。

噛み合っていた向かいの歯が伸びてくる

歯が抜けたまま放置すると、抜けた歯と噛み合っていた向かい側の歯が、噛み合わせる相手を失って伸びてきます。これは、下の歯が抜けると上の歯が下がってきたり、上の歯が抜けると下の歯が浮き上がったりする挺出(ていしゅつ)と呼ばれる現象です。

伸びた歯は揺れやすくなり、最終的には抜けるリスクがあります。また、歯の根元が露出して冷たいものがしみやすくなる知覚過敏の原因にもなりかねません。

残っている健康な歯の寿命を縮める

歯が抜けたまま放置すると、抜けた歯が担っていた負担が、残っている健康な歯にかかり、寿命を縮める原因になります。本来分散していた噛む力を、少ない本数で支えなければならなくなるのが、残った歯の寿命を縮める原因です。

過度な負担がかかり続けると、健康だった歯にヒビが入ったり割れたりして、次々と歯を失う負の連鎖が始まるおそれがあります。残った歯を守るためにも、歯が抜けた状態を放置せずに、早めに対処しましょう。

歯を支える骨が吸収されて痩せていく

歯を抜いたまま放置すると、その部分の顎骨には噛む刺激が伝わらなくなるため、次第に痩せて薄くなっていきます。これは廃用性萎縮と呼ばれる現象で、骨が溶けるように吸収されてしまうのです。

骨が痩せすぎると、将来インプラントや入れ歯をしたいと思っても、土台が足りずに治療が困難になる場合があります。骨の健康と厚みを維持するためにも、早めに噛む機能を回復させましょう。

口元のシワやたるみが増える

歯が抜けたまま放置すると、口元の張りがなくなり、頬がこけたりシワが増えたりして、実年齢よりも老けて見られる場合があります。歯は唇や頬を内側から支える役割も果たしているため、歯が抜けることで、その支えがなくなるのが原因です。

とくに奥歯を失うと頬がたるみやすく、前歯がないと唇が内側に入り込みやすくなります。見た目の若々しさを保つためにも、歯並びや噛み合わせを維持するのは大切です。

関連記事:奥歯がないままの状態が続くとどうなる?

胃腸などの消化器官に負担がかかる

歯が抜けたまま放置すると、食べ物を細かく噛み砕けなくなり、胃や腸に大きな負担がかかります。歯が減ると咀嚼効率が低下し、唾液の分泌量も減って消化を助ける働きが弱まります。消化不良が続くと栄養の吸収が悪くなり、全身の免疫力低下にもつながりかねません。

健康な体づくりのためにも、歯が抜けたまま放置するのではなく、早めに歯科医院へご相談ください。

息が漏れて発音が不明瞭になる

歯が抜けたまま放置すると、歯が抜けた隙間から空気が漏れて、言葉がはっきりと発音できなくなる場合があります。とくに前歯がなくなると、サ行やタ行などの音が不明瞭になりやすく、会話の相手に聞き返される回数が増える場合もあります。

話すのにストレスを感じて人とのコミュニケーションを避けるようになる前に、インプラントや入れ歯、ブリッジなどで隙間を埋める治療をおこないましょう。

顎関節症・頭痛・肩こりの原因になる

歯が抜けたまま放置し噛み合わせのバランスが崩れると、顎の関節に無理な力がかかり、顎関節症や慢性の頭痛、肩こりを引き起こす原因になります。歯が抜けたまま放置すると、一部の歯だけで噛む癖がつきやすく、口周りの筋肉や首・肩の筋肉まで緊張して硬くなるのが原因です。

たかが歯の欠損と思わず、全身の不調を防ぐためにも、噛み合わせ全体のバランスを整える治療を検討しましょう。

関連記事:歯がないとどうなる?考えられるリスクと対策方法

失った歯を治療するメリット

失った歯を治療するメリットは、以下の6つです。

  • 硬いものもしっかりと噛んで味わえるようになる
  • 口元の見た目が改善される
  • 残っている健康な歯への過度な負担を防げる
  • 発音が明瞭になる
  • 顔のシワやたるみを予防できる
  • 認知症のリスク軽減につながる可能性がある

1つずつご紹介します。

硬いものもしっかりと噛んで味わえるようになる

歯が抜けた箇所を治療すると、食事制限がなくなり、好きなものを自由に味わえるようになるのがメリットです。歯が抜けたまま放置すると、硬いお肉や繊維質の野菜を噛み切れず、柔らかいものばかり選んでしまい、栄養バランスが崩れる原因となります。

しかし、インプラントやブリッジ、入れ歯などで噛む機能を回復させると、食材の食感を楽しみながら食事が可能です。よく噛んで食べる行動は胃腸への負担も減らし、全身の健康維持にも役立ちます。

好きなものを味わうためにも、歯が抜けたまま放置せず、インプラントやブリッジ、入れ歯などの治療を検討しましょう。

口元の見た目が改善される

歯が抜けた部分の隙間が治療で埋まると、口元のコンプレックスが解消されます。歯がない部分があると、他人に見られないように手で隠したり、大きく口を開けるのを避けたりしてしまうものです。

人工の歯を入れて見た目の美しさを取り戻すと、清潔感が生まれるだけでなく、精神的な自信を取り戻す効果も期待できます。鏡を見るのが楽しくなり、気持ちまで明るくなれるのが失った歯を治療するメリットです。

残っている健康な歯への過度な負担を防げる

歯が抜けた部分を補う治療は、ほかの健康な歯を守り、歯の寿命に悪影響を与えずに済むのがメリットです。歯はすべてが支え合って機能しているため、1本でも失うと、残された歯に過剰な力がかかり、次々と悪くなるリスクがあります。

早めに治療をして噛む力を分散させると、特定の歯だけに負担が集中するのを防げます。結果として、お口全体の崩壊を食い止め、長く自分の歯を使い続けることが可能になるのです。

発音が明瞭になる

治療によって歯の隙間がなくなると、息が漏れにくくなり、はっきりとした発音で会話ができるようになります。歯を入れると舌の動きや空気の流れが正常に戻るため、電話や対面のコミュニケーションがスムーズになります。

インプラントやブリッジ、入れ歯などによって、聞き返されるストレスが減り、会話そのものを楽しめるようになるのが、失った歯を治療するメリットです。

顔のシワやたるみを予防できる

しっかり噛めるようになると、口周りの筋肉が鍛えられ、顔のハリを保つのに役立ちます。歯を失って噛む回数が減ると、口輪筋が衰えてしまい、頬がこけたり口元に細かいシワが増えたりする原因となります。

治療をして噛み合わせの高さを維持すると、口元が内側からしっかりと支えられ、年齢よりも老けて見えるリスクを減らせるでしょう。

認知症のリスク軽減につながる可能性がある

噛む機能を回復させると、脳へ噛む刺激を与え、認知症のリスクを下げる効果が期待できます。噛む行為は、歯の根元にある膜から脳へ感覚が伝わるほか、よく噛む動きによって脳内の血流量が増加するといわれています。

将来にわたって頭の働きをクリアに保つためにも、失った歯を放置せずに、早めに歯科医院で対処してもらいましょう。

歯が抜けたまま放置したあとにおこなう治療法

歯が抜けたまま放置したあとにおこなう治療法は、以下の3つです。

  • インプラント
  • ブリッジ
  • 入れ歯

1つずつ見ていきましょう。

インプラント

インプラントは、顎骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に被せ物をして噛む機能を回復させる治療法です。インプラントの特徴は、独立した構造のため隣の健康な歯を削ったり負担をかけたりせずに済む点です。天然の歯と変わらない強さで噛めるため、食事や会話も自然におこなえます。

ただし、インプラントは外科手術が必要であり、保険適用外の自費診療となるため費用が高額になるのが一般的です。また、骨が十分にない場合は治療ができない場合もあります。

当院では骨造成に対応しているため、顎骨が十分にない方でもインプラントをおこなえる場合があります。インプラントに興味がある方や、他院で骨が十分にないため治療が困難だと診断された方もお気軽にご相談ください。

関連記事:歯がなくてもインプラントはできる?インプラント以外の選択肢も紹介

ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣にある健康な歯を削って土台にし、橋をかけるように一続きの被せ物を装着する方法です。装置が固定されるため違和感が少なく、自分の歯に近い感覚で食事ができるのがメリットです。外科手術も不要で、治療期間が比較的短く済むのもブリッジの魅力といえます。

一方で、ブリッジは健康な歯を削らなければならないうえに、土台となる歯に負担が集中します。そのため、支えている歯が将来的にダメになるリスクがある点には注意が必要です。

入れ歯

入れ歯は、取り外し可能な装置を歯茎の上に乗せて、失った歯の代わりとして使う治療法です。部分入れ歯では金属のバネをほかの歯にかけて固定し、総入れ歯では歯茎の粘膜に吸着させて使用します。

入れ歯は手術をおこなう必要がないため、持病がある方や高齢の方でも安全に作れるのがメリットです。しかし、噛む力は天然の歯に比べて弱くなりやすく、食後に取り外して洗う手間がかかります。また、装着時に異物感を感じたり話しにくくなったりする場合もあります。

関連記事:1本だけ歯がない場合の治療法|メリット・デメリットも解説

歯を補う治療にかかる費用相場・治療期間

以下は、インプラント、ブリッジ、入れ歯の費用や治療期間を表にまとめたものです。

治療法

費用相場

治療期間の目安

インプラント

自由診療

約30万円〜50万円(歯1本あたり)

約3カ月~1年

ブリッジ

保険適用

約2万円〜3万円

約1カ月~2カ月

自由診療

約10万円~40万円

入れ歯

保険適用

約5千円~1万5千円

約2週間~1カ月

自由診療

約15万円以上

費用は歯科医院によって異なるため、詳細は各歯科医院にお問い合わせください。

自分に合った治療法を選ぶポイント

インプラントがおすすめな人

インプラントは、周りの健康な歯を一切削りたくない人や、天然の歯と同じように硬いものを強く噛みたい人におすすめの治療法です。

先述したように、インプラントは顎骨に人工の根を埋め込むため、ほかの歯に負担をかけずに独立して機能します。外科手術が必要で費用も高額になりやすいですが、見た目も自然で自分の歯のような感覚を取り戻せるのがインプラントの魅力です。

インプラントはしっかりとしたケアをおこない、定期的なメンテナンスに通える方に向いています。

ブリッジがおすすめな人

ブリッジは、外科手術への恐怖心があるものの、入れ歯のような取り外しの手間や違和感を避けたいと考える人におすすめです。自分の歯に近い感覚で噛めるうえ、治療期間も比較的短く済むのが特徴です。

ただし、土台となる健康な歯を削る必要があるため、そのリスクを許容できるかどうか慎重に判断しましょう。

入れ歯がおすすめな人

入れ歯は、健康な歯を削る量を最小限に抑えたい人や、治療費をできるだけ安く済ませたい人におすすめです。入れ歯は外科手術が不要なため、持病がある方や高齢の方でも安心して治療を受けられます。取り外し式で毎日の洗浄が必要ですが、トラブルが起きた際に修理や調整がしやすいのも入れ歯のメリットです。

保険診療の場合は費用負担も軽いため、まずは手軽に噛む機能を回復させたいという場合におすすめの選択肢といえます。

治療後の歯を長持ちさせるためのポイント

治療後の歯を長持ちさせるためのポイントは、以下の6つです。

  • 定期検診を欠かさず受ける
  • 歯間ブラシやフロスなどの補助清掃用具を毎日使う
  • 歯ぎしり・食いしばり対策としてナイトガードを使用する
  • 入れ歯の場合は正しい洗浄・保管で変形や細菌繁殖を防ぐ
  • 喫煙を控える
  • 噛み合わせの違和感を放置せずに早めに受診する

1つずつ見ていきましょう。

定期検診を欠かさず受ける

治療後の歯を長持ちさせるためには、治療が終わったあとも、3カ月から半年に一度は歯科医院でプロのチェックを受けてください。

自分ではきれいに磨けているつもりでも、磨き残しや小さな異変は見逃しやすいです。定期検診に通うと、トラブルを初期段階で発見でき、治療した歯や残っている健康な歯を長く守れます。

痛みが出てから歯医者に行くのではなく、痛くなる前に予防へ行く習慣をつけるのが、将来的に歯を失わないためのポイントです。

歯間ブラシやフロスなどの補助清掃用具を毎日使う

治療後の歯を長持ちさせるためには、歯ブラシの毛先が届かない隙間の汚れを、歯間ブラシやデンタルフロスで毎日落とすのが大切です。とくにブリッジやインプラントの周囲は汚れが溜まりやすく、そこから炎症が広がるケースも少なくありません。

毎食後のケアが理想ですが、まずは夜寝る前だけでも補助清掃用具を取り入れてみてください。丁寧なケアを続けると、口腔内の細菌が減り、治療後の良好な状態を長くキープできます。

歯ぎしり・食いしばり対策としてナイトガードを使用する

治療後の歯を維持するために、寝ている間に無意識におこなう歯ぎしりや食いしばりの強い力から歯を守るために、ナイトガード(マウスピース)を装着しましょう。

治療した部分に過度な負担がかかると、セラミックが欠けたり、インプラントを支える骨がダメージを受けたりするリスクが高まります。自分の歯型に合ったマウスピースを作ると、クッションのように衝撃を吸収してくれます。

朝起きたときに顎が疲れている方は、ぜひ歯科医に相談してみてください。

入れ歯の場合は正しい洗浄・保管で変形や細菌繁殖を防ぐ

入れ歯を長く快適に使い続けるには、専用の洗浄剤を使って清潔に保ち、乾燥させないように保管するのがポイントです。

普通の歯磨き粉を使ってゴシゴシ磨いてしまうと、細かい傷がついてカビや細菌が繁殖しやすくなります。また、外している間は水や洗浄液に浸しておかないと、乾燥して形が歪むリスクもあります。

変形して合わなくなった入れ歯を無理に使うと、歯茎や骨を傷つける原因になるため注意しましょう。

喫煙を控える

治療後の経過を良好に保ち、歯周病の再発を防ぐためには、できるだけ喫煙を控えるあるいは禁煙するのが望ましいです。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、歯茎への酸素や栄養の供給を妨げます。とくにインプラントをした場合、喫煙者は骨と結合しにくくなり、脱落するリスクが高まります。

せっかく治療した歯を無駄にしないためにも、タバコとの付き合い方を見直してみましょう。

噛み合わせの違和感を放置せずに早めに受診する

「なんだか噛みづらい」「特定の場所に強く当たる気がする」と感じた場合は、放置せずにすぐ歯科医院で調整してもらってください。

口腔内の状態は日々変化するため、治療直後はぴったり合っていても、時間が経つとズレが生じる場合があります。違和感を我慢したまま使い続けると、被せ物が壊れたり、支えている土台の歯が割れたりする原因になりかねません。

早めに対処すると、修理も簡単に済み、歯へのダメージを最小限に抑えられます。

まとめ

歯が抜けた状態を放置すると、残った歯への悪影響や全身の健康を損なう場合があります。ご自身に合った治療法を選ぶ際は、失った歯を補う方法と、それぞれの特徴を正しく理解し、納得できる治療法を選ぶのが大切です。

どれだけ時間が経っていても、今から治療を始めればこれ以上の悪化は防げます。大切な歯を守るためにも、まずは歯科医院で相談してみましょう。

当院では、失った歯を補うためのインプラント、入れ歯、ブリッジなど、幅広い治療の選択肢を用意し、患者さん1人ひとりのご希望やライフスタイルに合わせた治療計画をご提案しております。

「長い間放置してしまったから行きづらい」「怒られるのではないか」と不安を感じている方も、ぜひ一度、おくだ歯科までお気軽にご相談ください。

奥田幸祐

監修者

おくだ歯科 院長

奥田 幸祐(オクダ コウスケ)

プロフィール

歯科医師として歩みを始めたときから、インプラント治療における様々な症例に対応し、他院で治療ができなかった難症例も数多く治療してきました。自身が日々研鑽を積むだけでなく、多くのドクターにインプラント治療の指導も行っています。この豊富な経験と実績で、皆様に寄り添い難症例にも対応してまいりますので、お悩みの方は是非一度当院にご相談ください。

経歴&職歴

  • 平成17年:朝日大学 歯学部 首席で卒業
  • 平成17年〜24年:付属病院、開業医勤務
  • 平成25年:おくだ歯科・矯正歯科 可児市広見にて開業
  • 平成27年:医療法人化 医療法人ALESおくだ歯科・矯正歯科
  • 平成27年:厚生労働省認定 歯科医師 臨床研修指導医 取得
  • 令和元年:ITI公認 インプラントスペシャリスト
  • 令和5年:日本顎咬合学会 嚙み合わせ認定医 取得
  • 令和5年:特定非営利活動法人 放射線学会 CBCT認定医 取得