当院の精密根管治療における5つの特徴
FEATURES
豊富な経験と専門技術で、
歯を残す治療を追求
抜歯をすすめられても、 残せる可能性があります。
虫歯や歯の神経のトラブルで「もう抜くしかありません」と言われた方でも、治療方法を工夫することで歯を残せる可能性があります。当院では「できる限り歯を残すこと」を大切にし、精密根管治療に力を入れています。
根管治療は歯科治療の中でも特に難易度が高い分野です。歯の内部は細く複雑で、少しの感染源が残るだけで再発につながってしまいます。当院の院長は、これまで多数の症例を経験し、確かな手技と判断力で治療を行っています。高度な技術力が、歯を残す可能性を広げます。
もちろん、どんな歯でも必ず残せるわけではありません。歯根が大きく割れている場合や、歯を支える骨が著しく失われている場合には、抜歯が必要となることもあります。しかしその場合も「本当に抜歯しかないのか」を見極め、適切な方法をご提案します。
患者様の年齢や全身状態、生活習慣によって、治療の選択肢は変わってきます。当院では精密検査の結果をもとに治療の流れやメリット・デメリットを丁寧に説明し、納得いただいてから治療に進みます。
自由診療だからこそ可能な、
精密な診断と治療
マイクロスコープで 見えない部分まで確認
根管治療では、歯の内部にあるごく細い管を丁寧に清掃しなければなりません。しかし肉眼だけでは奥までしっかり確認することは難しく、見落としが再発の原因になることもあります。当院では歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」を使用し、肉眼の数倍～20倍に拡大して確認。細かな感染源まで目で確認しながら治療を行います。
CT撮影で立体的に把握
通常のレントゲンは平面的な画像であるため、歯の奥や重なった部分が分かりにくいことがあります。当院では必要に応じてCT撮影を行い、歯や顎の骨の状態を立体的に把握します。これにより、複雑に入り組んだ根管の形や、隠れた病変の有無まで確認でき、より正確な診断と治療が可能になります。
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レントゲンだけの治療との違い
一般的な保険診療では、レントゲンと肉眼を頼りに治療を進めるのが一般的です。それに対し、当院が行う自由診療の精密根管治療では、マイクロスコープやCTを組み合わせることで、見えなかった部分を見える化し、治療の精度を高めています。これらの先進的な機器を活用することで、再発のリスクを減らし、歯をより長く守ることを目指しています。
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こだわりの材料と器具で
より精緻な治療を実現
当院では、歯を残すために適切な材料と器具を患者様の状態に合わせて選択できる体制を整えています。自由診療ならではの選択肢を活かすことで、より精緻で丁寧な根管治療を行うことが可能です。
MTAセメント
すぐれた封鎖性を持ち、細菌の侵入を防ぎながら歯を内側から守ることができます。
従来の材料に比べて再感染のリスクを大きく減らすことができるため、歯を長く保存できる可能性が高まります。さらに、歯や体にも優しい生体親和性を持っているため、安全性の面でも信頼できる素材です。
「抜歯しかない」と言われたようなケースでも、MTAセメントを用いた精密治療によって歯を残せる可能性が広がります。当院でも、より確実に歯を守るために精密根管治療に導入しています。
ニッケルチタンファイル
従来のステンレス製の器具に比べ、柔軟性に優れた根管治療用の器具です。複雑に曲がった根管の隅々にも届きやすく、歯の内部をしっかり清掃することが可能です。治療の精度を高め、歯を長く守るために活用しています。
当院では精密根管治療の患者様にはすべて新品のニッケルチタンファイルを使用しています。
徹底した感染対策
すべての器具を高い水準で滅菌
根管治療では、歯の奥深くまで器具を入れるため、感染対策は何より重要です。当院では使用するすべての器具を、高い水準の滅菌器で徹底的に滅菌し、個別の滅菌パックに入れて保管しています。これにより、患者様ごとに完全に清潔な器具で治療を行うことが可能です。
ラバーダムで治療中の感染を防ぐ
根管治療では、治療中に唾液や細菌が根管に入ることを防ぐことが大切です。当院では、ラバーダムというゴムのシートを歯にかけて治療部位を隔離し、清潔な環境を保ちながら治療を行っています。
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ラバーダムを使用する歯科医院はまだ少数
実は、日本の歯科医院ではラバーダムを使わずに根管治療を行っている医院が多くあります。しかし、ラバーダムを使用することは治療精度の向上だけでなく、再発や感染のリスクを下げるためにも重要です。当院では、すべての精密根管治療でラバーダムを必ず使用し、安全で清潔な治療環境を守っています。
なぜラバーダムの
普及率が低いのか- 装着に手間と時間がかかる
- ラバーダムは治療部位を隔離するために、歯に専用の金具を取り付ける必要があります。少し手間がかかるため、忙しい診療では省略されやすいのが現状です。
- 技術習得が必要
- 正しく装着しないと効果が十分に発揮されないため、使いこなすには一定の技術が必要です。歯科医師やスタッフの習熟度によっては導入が難しいことがあります。
- 患者様の抵抗感
- 口にシートをかけるため、最初は息苦しさや違和感を覚える方もいます。しかし当院では、装着方法や声かけを工夫し、患者様に負担をかけずに使用できるよう配慮しています。
被せ物までをこだわり、
長期安定を目指す治療
根管治療は、むし歯や感染によってダメージを受けた歯を守るための大切な治療です。しかし、治療が成功しても「その後の被せ物」が適切でなければ、歯に再び細菌が侵入したり、割れやすくなったりするリスクがあります。
つまり、根管治療は「根の治療」と「被せ物の精度」がそろってはじめて、その歯を長期的に守ることができます。
当院では補綴（被せ物）までこだわり、患者様の大切な歯をできるだけ長持ちさせる治療を行っています。特に、強度と審美性を兼ね備えたジルコニアの被せ物は、根管治療後の補綴として非常に有効な選択肢のひとつです。
ジルコニア補綴のメリット
- 天然歯に近い自然な色味と透明感
- 高い耐久性で長期間安定
- 適合性が高いので再度虫歯になりにくい
- 金属を使わないのでアレルギーの心配が少ない
かみ合わせ認定医による安心サポート
当院の院長は、日本顎咬合学会が認定する「かみ合わせ認定医」の資格を持ち、根管治療後の被せ物の適合や噛み合わせまでを丁寧に管理しています。根管治療で歯を残せても、その後の被せ物や噛み合わせが適切でなければ、再びトラブルが生じる可能性があります。そのため当院では、かみ合わせの力のバランスを細やかに調整し、治療直後の快適さはもちろん、長期的にしっかり噛める環境を目指しています。
治療の精度を高めるには、根の治療と同じくらい「かみ合わせ」が大切です。院長の専門的な知識と経験を活かし、患者さまが安心して日常生活を送れるよう、末長いサポートに努めています。
